DEAR 開発教育協会

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d-lab2021開催レポート

d-lab2021が終了しました!

2021年11月3日(水・祝)、6日(土)、7日(日) に、d-lab2021(第39回開発教育全国研究集会)をオンラインで開催しました。
3日間を通して、国内外から125名(スタッフや関係者含む)の参加がありました。たくさんのご参加・ご協力をありがとうございました!

参加者アンケート

1日目:11月3日(水・祝)

1日目のプログラムはこちら

気づきや学び、収穫、感想など

  • 日本ではなぜ政治の話をしにくい雰囲気なのか疑問に思いつつ、特に行動を起こせていないのですが、全体会の登壇者のお二人の考えや経験、そして現在実施されている活動を知ることができ、大変有意義な時間でした。(NPO・NGO)
  • とても前向きで、大切な価値観にあふれた話ばかりですごくよかったです!(会社員)
  • 政治を話題にする姿が周りを変える。(学校教員)
  • 模擬選挙の取り組みが強く印象に残りました。日本でも広がっていってほしいと思います。(NPO・NGO)
  • 「子ども」に毎日接していながら、日々の生活の中では「子どもの権利」を忘れがちになっていたので、改めて「子ども」について立ち止まって考えることができました。(学校教員)
  • 政治参加は、日常の民主主義から。民主主義は、普段の会話で自分の考えを言える土壌から。自分の意見を言える土壌は、「私は今日この靴下を履く!」という選択から。(学校教員)
  • ユースが政治を変えられるということ。(学生)
全体会の様子

2日目:11月6日(土)

2日目のプログラムはこちら

気づきや学び、収穫、感想など

  • 問題は、とても複雑に絡みあっている。諦めずに学ぶこと、知ることの大切さ。そしてそれを共有し、伝えていくこと。(学校教員)
  • 一人ではできない、でも、誰かとならできる!という力強いメッセージをキャッチできました!(会社員)
  • 参加のはしご。参加者や子どもが学ぶ、参加している活動とは…と改めて考えるきっかけとなりました。(日本語教育関連/18歳選挙権WSに参加)
  • 様々な実践者と自由な雰囲気の中であれこれ話せたことで、多角的に多様なアクターとのさらなる可能性を感じて嬉しくなった。SDGsをテーマとして、さらに外部(NGO/NPO、自治体、企業等々)との連携がしやすくなったように感じた。(団体職員/分科会2:SDGsの授業づくりに参加)
  • 沖縄の自然遺産について、具体的な基準や環境・生物などが分かり、参考になった。自然遺産の登録などにより、かえって環境が破壊されてしまう仕組みを知り、自然を守っていくことの重要性をとても感じた。(学校教員/分科会3:沖縄の世界自然遺産に参加)
  • 揺れ動くジェンダー問題に触れたかった。「あっまずい!」というようなことを言ってしまったが、この会合ではともかく受け止めてくれた。他のジェンダー系の会合ならば袋叩きにあったかもしれないが、DEARは温かいと思った。(個人/分科会1:ジェンダーと開発教育に参加)
  • 「心がけ路線からどう抜け出すか?」とてもいいテーマだと思いました。お二人の実践発表から、グループワークでいろいろあれこれ話す中で、ポイント、ヒントを得られた気がします。(団体職員/分科会2:SDGsの授業づくりに参加 )
18歳選挙権と市民教育:社会参加のワークショップの様子
多様なトピックを語り合った&さまざまな出会いがあった交流会

3日目:11月7日(日)

3日目のプログラムはこちら

気づきや学び、収穫、感想など

  • 貧困・格差を、どのような課題としてとらえるか、そしてどう課題解決に向けての行動につながる学習の場を作り出すか。あらためて大きな課題だと感じました。行動の基盤となる現状の構造的な理解と共感を感じたり、自分自身の体験を振り返る重要性を思います。(NGO・NPO/分科会4:SDGsと教育に参加)
  • フェアトレードは選ばれし誰かのものではない。たくさん消費することだけでなく、一つを大切に使うことの良さについて自分でもしっかり考えたいです。(高校教員/分科会5:ファッションに参加)
  • 今まで良いと思っていた「綿」や「国産」の服が、児童労働や技能実習生などさまざな社会問題と大きく関連しているのを知り、良いと思っていたことが、必ずしもそうとは限らないという気づきがあった。(学生/分科会5:ファッションに参加)
  • 自分の中にあった長年の疑問がブーメランのように返ってきて、パレスチナ問題(イスラエルという国)を通して自分の住む国を客観視することになるとは考えたこともなかったので、すごくハッとさせられるものでした。(NGO・NPO/分科会6:パレスチナに参加)
  • やはり、d-lab は必要ですね。仕事があって1・2日目に参加ができなかったのが残念です。知識のアップデートは必要です。(学校教員)
  • SDGsの授業においては、目の前の事象の奥のつながりに気づかせる「多様な視点」「構造的な問いかけ」が必要であり、生徒が自らの学びを「表明する場」を設定することにより、その言語化もできる。(学校教員)
  • 「心がけ」から一歩さきの「具体的な解決策」を講じる授業について具体的な授業案を見せていただき非常に参考になりました!(学生)
  • 子どもの意見(view)に耳を傾けること、そのための大人のスキルを磨くこと。新しい人脈を広げていく行動力。(団体職員)
  • モヤモヤを生み出すことの大切さ、そのモヤモヤから次の行動や考えが生まれていく。(NGO・NPO)
  • 「持続的に」「心がけ路線で終わらない」「当事者として、または、当事者とともに学び考える」そして「社会参画に繋げることの大切さ」に、様々な場面で実感、痛感いたしました。(団体職員)
  • 「自分事としてとらえる」ことの重要性と難しさ。(NGO・NPO)
分科会1「ジェンダーと開発教育:生徒・学生たちの声から考える課題と可能性」の様子

オンライン開催に関するご意見や今後に期待することなど

  • やはり対面で開催できるとよいですね。オンラインの良さもあるのですが、人と直接言葉を交わすことが大事だと思います。(団体職員)
  • オンライン開催は、旅費がかからず良いと思います。(日本語教育関連)
  • 他学会と日程が重なり、すべてに参加できませんでした。対面式が可能になっても、オンライン方式の併用があると、ありがたいです。(個人)
  • オンラインで討議したり、アンケートしたり。対面の何倍もの時間を要しますね。そのためにも、ゆったりとした時間を用意する必要があると感じました。(学校教員)
  • オンラインのメリットを生かすことでより多くの方の参加を保障することにつながる。(団体職員)
  • 要約筆記のチームワークが素晴らしかった。(会社員)
  • 3日間通して興味のあるテーマがたくさんありました。来年も楽しみにしています。(元学校教員)
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!(実行委員・ボランティアメンバー一同より)

d-lab2022は、2022年8月に開催予定!

来年度のd-labは、記念すべき40回目となります!
2022年8月に開催予定です。
詳細は決まり次第、ウェブサイトやメールマガジンにてご案内させていただきます。ぜひ、ご予定ください!