DEAR 開発教育協会

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d-lab2021 2日目のプログラム

  • プログラムB、Cは事前予約制です。
  • ワークショップ・分科会の定員は、各回30名程度です。
  • C1:分科会1「ジェンダーと開発教育」のみ、 17:30に終了予定です。

10時~ ワークショップ

※3コマ並行で開催します。事前申込時に選択してください。

B-1 開発教育入門講座~パーム油のはなし

進行役:DEAR開発教育入門講座タスクチーム
初めて参加するけど、開発教育ってなんだか分からない、知りたい!という方、まずは入門講座にご参加ください。私たちの生活に身近な「パーム油」の教材を通して、開発教育をご紹介します。

※使用する教材:『パーム油のはなし―地球にやさしいってなんだろう?』

B-2 18歳選挙権と市民教育:社会参加

進行役:松倉紗野香(DEAR理事)

「市民教育」と聞いてみなさんはどのような内容を思い浮かべますか?
今回はハンドブックの中から2つのワークをとおして、「社会参加」についてみなさんと一緒に考えていきます。
社会をつくるのは、わたし・わたしたちです。
どんな社会をつくりたいのか、そのための社会参加のあり方について一緒に考えてみませんか?
※使用する教材:『18歳選挙権と市民教育ハンドブック[改訂版]』

C-3 豊かさと開発~私にとって、みんなにとって~

豊かさと開発

進行役:七宝可奈子(関西セミナーハウス開発教育研究会運営委員)、佐藤友紀(DEAR副代表理事)

国連持続可能な開発目標(SDGs)が身近なことばとして使われるようになりました。ここでいう「開発」とは、「私たちの暮らしや社会をより豊かにすること」といえます。
一人ひとりが「豊かさって何だろう?」と自分に問い、多様な視点・価値観を認め合う体験から、身近な人たちと協力して地域や世界の未来像を描く一歩としましょう。
※使用する教材:『豊かさと開発 Development for the Future』

14時~ 分科会1・2・3

※3コマ並行で開催します。事前申込時に選択してください。

第1分科会 ジェンダーと開発教育:生徒・学生たちの声から考える課題と可能性

  • リソースパーソン:片岡麻里(ガールスカウト日本連盟)、岩岡由季子(DEAR事業担当)
  • 進行役:開発教育とジェンダー研究会(木村明日美(JICA千葉デスク)、小口佳那子(DEARボランティア)、近藤牧子(DEAR副代表理事))

片岡 麻里 (ガールスカウト日本連盟
公益社団法人ガールスカウト日本連盟事務局勤務。子どもの頃からガールスカウト活動に参加し、ガールスカウト活動は女子だけで行っているのかについて深く興味を持つ。ガールスカウト日本連盟事務局への入職後この課題に関する調査等に関わっている。

岩岡 由季子(DEAR事業担当)
開発教育協会(DEAR)事業担当。大学時代の留学をきっかけに、国際協力や多文化共生に関わる仕事を志す。大学卒業後、コンサルタント企業で採用や教育研修の業務に従事。2018年4月よりDEARの職員となり、d-lab(開発教育全国研究集会)の企画運営やワークショップのファシリテーターなどを務めている。

ジェンダー教育の実践事例をもとに語り合いましょう。
経済や教育水準などの分野では世界トップレベルの日本ですが、「ジェンダーの分野では途上国」といえる現状にあります。世界経済フォーラムが公表する各国における男女格差を測るジェンダーギャップ指数において、2021年の日本の総合スコア順位は156か国中120位で、先進国の中で最低レベル、韓国・中国・ASEAN諸国より低い結果にあります。2030年までにSDGsを達成させる上でもこの状況を改善させるのは必要不可欠です。
日本の未来を担う学生たちが今ジェンダーについて何を考えているのか。学生たちのために教育者は何をできるのか。ジェンダー教育の実践事例をもとにグループワークを通して一緒に語り合いましょう。

※C1:分科会1「ジェンダーと開発教育」は、 17:30に終了予定です。

第2分科会 SDGsの授業づくり~“心がけ”で終わらないためには?

  • リソースパーソン:秦 さやか(公立小学校教諭)、木下 智実(公立小学校教諭)
  • 進行役:加藤英嗣(DEAR授業づくりサークル、公立小学校教諭)

秦 さやか(東京都杉並区立西田小学校 主任教諭)
DEAR授業づくりサークルメンバー。野外活動・海外経験と、多様な場での学びをもとに、ESDにつながる授業づくりを考えてきた。主な実践テーマは、環境教育、食と命、多言語素材を活用した国際理解教育など。

木下 智実(所沢市立宮前小学校・早稲田大学大学院教育学研究科後期博士課程) 
1981年、千葉県生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了後、東京都公立小学校教員、私立小学校教諭を経て現在に至る。第65回読売教育賞優秀賞(生活科・総合学習部門)受賞、所沢市立教育センターESD調査研究協議会委員、早稲田大学教師教育研究所招聘研究員、埼玉対話の会代表。共著書に『総合的な学習/探究の時間ー持続可能な未来の創造と探究ー』(2020,学文社)。

モヤモヤしながら授業をつくってきたメンバーが実践報告
巷には流行やファッションのようにSDGsという言葉やロゴマークがたくさんあふれるようになりました。どのような授業をつくり出すことが良いのかとモヤモヤしながら、DEAR授業づくりサークルは月1回の定例会をSDGsの授業をつくろうと続けてきました。
学習指導要領(2020年実施)の前文でも「持続可能な社会の創り手」という育てるべき人間像が示されています。
教育の場でどのような実践をつくり出すのか。レポートをもとにして皆さんと一緒に考え交流したいと思います。ぜひ、ご参加ください。

第3分科会 自然を次世代に受け継ぐには?~沖縄の世界自然遺産から考える

  • ゲスト:佐々木 健志(琉球大学博物館(風樹館))
  • 進行役:島袋 美由紀(琉球大学博物館(風樹館))

佐々木 健志(琉球大学博物館(風樹館))
琉球大学博物館学芸員(助教)。主に沖縄の絶滅に瀕した昆虫類の保全生態学的研究について研究を行う傍ら、沖縄県や環境省の依頼を受け、自然保護行政にも協力している。また、県内学校での自然や文化に関する出前授業や市民を対象とした講演会などのほか、特別支援学校や院内学級などの教育支援にも取り組んでいる。

自然を守りながらも活用していくには…?
2021年7月、鹿児島県の奄美大島・徳之島と沖縄県の沖縄島北部・西表島がユネスコの世界自然遺産に登録されました。そこで今回は、そもそも「世界遺産」とはなんなのか、なぜこれらの島々が登録されたのかについて解説します。

また、世界自然遺産に登録されたことで、観光客の増加や開発などによる自然破壊の影響も懸念されます。沖縄の自然は次世代に受け継いでいかなければならない大切な財産です。自然を守りながら活用していく上での課題について一緒に考えてみましょう。

18時~ 交流会(自由参加)

全国から集まる参加者との出会いと交流を楽しみましょう。お手元に飲みものや食べものをご用意いただき、ゆるりとご参加ください。

1・3日目

  • 1日目(3日)のプログラムはこちら
  • 3日目(7日)のプログラムはこちら

参加申込

事前のお申込みをお願いします。
お申し込み後、参加費のお支払いいただくと正式なお申込受付となります。
※ 各プログラムは定員に達し次第締め切ります。

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