DEAR 開発教育協会

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開発教育ファシリテーション講座2022

講座の様子をレポートしています

ブログ「DEARな日々~教育NGOスタッフの日記」にレポートを掲載しています。講座の様子をぜひご覧ください。

第3期「開発教育・ファシリテーション講座」を開催します!

開発教育協会(DEAR)では、2019年にファシリテーション研究会を立ち上げ、開発教育におけるファシリテーションについて議論や研究を進めてきました。
今年も3期目となる「開発教育ファシリテーション講座」を開催いたします。

開発問題の学習には、様々な意見や考えを奇譚なく出し合い、予定調和にならない議論が重要です。この講座では、それらを応援するファシリテーションを、「共通したスキル」からではなく、皆さんそれぞれの個性を発揮してできるよう、お手伝いをしたいと考えています。

こんな方におすすめです!

  • 学習者の学びや議論を深められるような「問い」を投げかけたい
  • 学習者の話を引き出せるような「聴く力」を身につけたい
  • 学習者の大事な動きや語りを「見過ごさない・やり過ごさない」ようにしたい
  • 自分のファシリテーションをじっくり振り返ってみたい
  • もっと自信を持って開発教育のファシリテーションをしたい

自分と向き合い、自身の持つ価値観を問い直す姿勢を大切にしながら、開発教育のファシリテーションについて、皆さんと考えていきたいと思います。
ぜひこの機会に、私たちと一緒に学んでみませんか?

DEAR ファシリテーション研究会一同

阿部眞理子(IVY)/伊藤容子(DEAR)/岩岡由季子(DEAR)/上條直美(DEAR理事)/近藤牧子(大学講師)/中村絵乃(DEAR)/松倉紗野香(中学校教師)/谷田なつ美(小学校教師)/山中信幸(川崎医療福祉大学)/山本康夫(ふくいグローバルねっとわーく)

昨年の講座の様子

日時(全6回)

基本的に日曜・午前の開催です

2022年10月16日・23日、11月6日・13日・20日・27日(日)  全6回 
※10月30日(日)に自由参加でオンライン交流会の場を設けます。

各回 9時30分〜12時30分(3時間程度)
※10月30日(日)の交流会は、11時~12時30分
※最終回の11月27日(日)のみ、13時〜17時

会場

オンライン会議システム(ZOOM)
※PCでの参加を推奨します。

対象者

開発教育やESD(SDGsに関する学習)のファシリテーションに関心のある方

申込条件

パーム油のはなし

※「パーム油のはなし」のワークショップを体験したことがない方は、開発教育入門講座へのご参加をお願いします。
<日程> 
以下のいずれかの日程より、お申し込み・ご参加ください。
8月22日(月)19時~21時 オンライン開催
9月17日(土)朝6時~8時 オンライン開催
10月20日(木)19時~21時 オンライン開催
<お申し込み>
以下のページの申し込みフォームより、お申し込みください。
http://www.dear.or.jp/event/265/

定員

15名程度
※申し込み人数が超過した場合などは、抽選とさせていただきます。抽選にあたっては、全6回参加できる方を優先といたします。

参加費

一般 33,000円(税込、全6回分)
会員 26,400円
(税込、全6回分)
学生 19,800円
(税込、全6回分)
※本講座は連続講座となっており、全6回分の参加費を事前にお支払いいただきます。各回の申込や支払いは受け付けておりません。
※参加費のお支払い方法については、参加確定後にご案内いたします。
※会員でない方も新規にご入会することで、会員価格で参加できます。入会についてはこちらをご参照ください。

プログラム

第1回
10月16日(日)
9:30〜12:30
私と開発教育とファシリテーション
自分の経験や実践とファシリテーションとの関わりを振り返ります。この講座で何を学びたいのか、講座を受けてどうなりたいのか、をみんなで考えましょう。
第2回
10月23日(日)
9:30〜12:30
コミュニケーションの基本(1)
感情やニーズを把握し「開発教育観」を聴いてみよう

感情を振り返ることから自分や他者のニーズに気づきます。相手の話をじっくり聴くこと(傾聴)、相手の枠組みで捉えること(パラフレーズ)、ファシリテーションに必要な聴く力を考えます。
10月30日(日)
11:00〜12:30
懇親会(自由参加)
リラックスした雰囲気の中でお互いを知り合い、素朴な疑問や聞いてみたいことを率直にききあう新たな出会い(直し)の場をみなさんとつくっていきます。
第3回
11月6日(日)
9:30〜12:30
コミュニケーションの基本(2)
開発問題に合意形成は欠かせない!

開発問題の学びには、議論を交わすこと、合意形成や意思決定をしていくプロセスが重要になります。そのプロセスを支える、「自分の参加」、「みんなの参加」に目を向けます。
第4回
11月13日(日)
9:30〜12:30
「問い」の視点を深めよう
普段何気なく発している「問い」は「良い問い」でしょうか?他者への「問いかけ」や社会や開発を「問う」視点を深めてみましょう。
第5回
11月20日(日)
9:30〜12:30
ファシリテーションを分析して実践に活かそう
これまでの、自分たちのグループワークをもとに、自分や他者のファシリテーションやコミュニケーションを分析し合い、実践につなげていきます。
第6回
11月27日(日)
13:00〜17:00
自分のファシリテーションを振り返る~よりよい教育実践を創るために/修了式
第6回では、2種類のふりかえりを行います。一つは第1回~5回の講座の学びを振り返ります。もう一つは、自分自身の開発教育実践におけるファシリテーションを振り返り、学びのプロセスを促進するファシリテーションとは何かを考えます。

お申し込み

お申し込みの前に、以下2点をご確認ください

  • この講座は、全6回の連続講座です。回ごとの申込や、欠席回の払い戻しも原則として申し受けません。
  • 申込人数が定員を超過した場合は、抽選となりますので、予めご了承ください。

お申し込み方法

申込期日を9月20日(火)としておりましたが、9月28日(水)まで延長いたします。皆さまからのお申し込みをお待ちしております。(※2022年9月15日更新)

  1. 申し込みフォームの必要事項をご記入の上、9月28日(水)までにお申し込みください(お申し込みの段階では受講の可否は確定しておりません)。
  2. 10月3日(月)以降に、受講の可否をメールにてご連絡いたします。
  3. 受講可の通知を受け取られた方は、10月12日(水)までに参加費の入金をお済ませください。

キャンセル規程

原則として、入金後の払い戻しは受け付けておりません。ただし、10月12日(水)までにキャンセルのお申し出をされた場合、手数料を差し引いた金額を返金いたします。

お支払い方法

郵便振替、銀行振込のいずれかからお選びいただけます。
入金方法は、受講可の通知と合わせてご案内いたします。

修了生の声・ブログ

講座に参加して、こんな変化がありました!

「ファシリテーションをする時に焦らなくなりました。何気ない質問や発言から良いアイデアが生まれることを身を持って感じたので、結論を急がずパラフレーズしたりするよう心がけるようになりました。また、ファシリテーションの仕方は人それぞれで避けた方がよい行動はあっても、正解はないんだとわかりました。人と比べてうまくミーティング回せなかったなと落ち込むことも多かったのですが、振り返りの際、自分の良いところにも目を向けられるようにしたいと思いました。みんな違ってみんな良い」

「ファシリテーターをすることが怖く感じることもあったが、少しそのような気持ちが薄れたように思うと同時に、ファシリテーターをやる意欲がアップしました」

「誰に何を届けるためのねらいや発問なのか、なにをもって参加とするのか、自分はどのような思いを持っているのかなど、自分自身に問うようになりました」

こんなことができるようになりました!

  • 相手の枠組みで話を聴けるようになった。
  • これまで無意識に行っていた事(パラフレージング)を、意識的に行えたことでその重要性が分かった。
  • 自分で考えたことに対して「なんで?」と問い返すようになった。
  • これまでは話を促す質問をすることが多かったが、考えさせる質問を心がけるようになった。

2020・2021年の講座の様子(ブログ)

昨年の講座に関するブログは、以下のリンクよりご覧ください。
http://dearstaff.blogspot.com/search/label/ファシリテーション講座

主催

認定NPO法人開発教育協会(DEAR)内 ファシリテーション研究会

お問い合わせ

認定NPO法人開発教育協会 事務局 岩岡
E-mail:iwaoka@dear.or.jp
※在宅勤務をしておりますので、メールにてご連絡ください。