機関誌「開発教育」バックナンバー第53号~最新号
開発教育の最新の研究・実践を知る(2006~)
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一般価格:¥2,310 会員価格:¥1,800
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最新号(2010年8月発行)
第57号:特集「オルタナティブな経済と開発教育」
開発教育では、これまで経済や金融の行き過ぎたグローバリゼーションを疑問視して、その拡大による開発問題や貧困問題などへの影響やその因果関係などを考えてきました。そして、世界は今「100年に一度」と言われる経済・金融危機に見舞われています。これは、グローバルに拡大したカジノ経済の限界や矛盾、そして、高度な金融工学理論を駆使した金融資本主義の過信や慢心が露呈したことを意味しているとも言えるでしょう。
日本国内でも貧困や格差の問題が顕著になる中で、「共に生きることのできる公正な地球社会づくり」を目指す開発教育は、具体的にどのような社会を提示しようとするのでしょうか?そして、その社会においては、どのような経済活動や経済制度が望まれるのでしょうか。このような問題関心から、本誌第57号では、「オルタナティブな経済と開発教育」をテーマとする特集を企画することとなりました。
特集「オルタナティブな経済と開発教育」
【総論】オルタナティブな経済と開発教育
-「経済」の原点と「教育」との接点を問う 湯本浩之・・・12
【理論編】
連帯経済の発展と開発教育 西川潤・・・31
エコロジー経済学の視点からのオルタナティブな社会構築の可能性 和田喜彦・・・43
【実践編】
おカネに頼らない暮らしを-おカネを使って、おカネのいらない社会をつくる 田中優・・・55
オルタナティブな農業と市場-タイと日本の事例から 大野和興・・・64
『民衆交易』にみる地域経済開発のオルタナティブ 堀田正彦・・・76
変容するCSRを読み解く-CSRの本質とサステナビリティ 新谷大輔・・・90
ローカルの時代へ-仕事とコミュニティをつなぐスロー・カフェ 吉岡淳・・・102
オルタナティブな消費の現場から 贄川恭子・・・109
市民の力でまちをつくる 又木京子・・・121
実践事例報告
「地域の課題は世界の課題」を実践する-ソムニードの「内」と「外」の活動 竹内ゆみ子・・・134いわてのフェアトレードものがたり-国際協力からコミュニティづくりへ 宮順子・・・145
地域を掘り下げ、世界とつながるESDの実践
-「まちづくり」のカリキュラム開発から開かれる多文化共生への扉 小林祐一・加藤英嗣・・・153
投稿論文
ロールプレイング・シミュレーションゲーム「開発が町にやってきた」の実践報告-社会学教育としての試み 浜本篤史・・・166
開発教育としてのスタディツアー再考-省察と行動の視点から 林加奈子・・・183
研究会報告
開発教育・ESDにおける国際交流の成果と課題-「ESDの10年」中間評価の一環として 田中治彦・・・200地球市民教育の日韓交流の歴史と課題-地球の木の取り組みから 丸谷士都子・・・205
アジアにおけるコミュニティ・オーガナイジングから学んだこと 西あい・・・215
小・中学校で開発教育をさらに展開するために-授業づくりサークルからの報告 鈴木隆弘・・・225
会議報告
第6回国際成人教育会議(CONFINTEA VI)参加報告 三宅隆史・・・238
図書紹介
『創造的に対立解決-教え方ガイド』(開発教育協会) 奈良崎文乃・・・250『身近なことから世界と私を考える授業』(明石書店) 鈴木隆弘・・・252
第56号(2009):特集「開発教育の教師・指導者とファシリテーター」
●特集「開発教育の教師・指導者とファシリテーター」
【総論】
開発教育の教師・指導者とは
-ファシリテーターを深め、ファシリテーターを越える 山西優二・・・10
【学校編】
関係の編み直しを支える教師
-そのファシリテートの重層性とコーディネートの多様性 岩川直樹・・・24
学校教育におけるファシリテーターとしての授業実践の課題とその可能性 山中信幸・・・39
【ワークショップ編】
ワークショップとファシリテーション 中野民夫・・・55
開発教育ワークショップのファシリテーターに求められるもの
-「参加型学習」から「創造の場」へ 木下理仁・・・68
【地域編】
地域の開発におけるファシリテーターの役割
-ネパールでの経験から カマル・フュヤル(丸谷士都子訳)・・・77
【ファシリテーター育成編】
開発教育のファシリテーター養成
-拓殖大学「国際開発教育ファシリテーター養成コース」の経験から 石川一喜・・・90
参加型開発を進めるファシリテーター育成 宇井志緒利・・・101
●実践事例報告
公立小学校におけるESDの一実践-東京都江東区東雲小学校の事例 手島利夫・・・116
ESD・開発教育・グローバルシティズンシップ教育推進モデルを考える-茨城県における国際理解教育事業ワールドキャラバンの取り組みから 根本久美子・・・129
●自由投稿論文
開発教育実践において開発問題と文化はいかに関連づけられるか-実践事例の分析を通して 宮野祥子・・・144
●研究会報告
「地域を掘り下げ、世界とつながるカリキュラムをめざして」-ESD・開発教育カリキュラム研究会報告 田中治彦・・・162
ESD総合カリキュラムに関わるカリキュラムの系譜と今日の課題-日本における先行カリキュラムの検討から新しいカリキュラムの創造へ 小貫仁・・・166
「ESD総合カリキュラム-地域を掘り下げ、世界をつなぐために」作成の視点 山西優二・・・185
第55号(2008):特集「開発教育と市民性」
【総論】
グローバル社会における市民性と開発教育 佐渡友哲・・・8
【理論編】
イギリスにおけるシチズンシップ教育<能動的な市民を育成する試み> 三宅麻理・・・16
NGOの政治性と教育性<アドボカシーと開発教育> 高柳彰夫・・・32
【実践編】
「分析して討論する」ことを中心にした授業<イギリスのシチズンシップの教育を「現代社会」の副教材に使用して> 森田寿・・・44
政治教育としての模擬選挙<未来の有権者を育てるのは大人の責務> 林大介・・・53
【投稿】
教師のシチズンシップ観と市民性教育の実践<イングランドの市民性教育における実践の課題> 北山夕華・・・60
開発教育は市民教育たりうるか<学校を対象とした実践案の分析を通じて> 鈴木隆弘・・・77
●小特集 アフリカと日本-今のアフリカから見えるもの
【序論】
「アフリカと日本」の編集にあたって 磯田厚子・・・94
【理論編】
南北問題の中のアフリカ 勝俣誠・・・97
日本・アフリカ関係とODA 船田クラーセンさやか・・・112
【実践編】
紛争の現場で平和を学ぶ<ルワンダでの実践から> 小峯茂嗣・・・124
アフリカと日本をつなぐ「理解」とは 白鳥くるみ・・・138
日本の教材において「アフリカ」はいかに扱われているか 山崎瑛莉・・・150
第54号(2007):特集「参加型開発と参加型学習」
【理論編】
参加型開発と開発教育-「参加型の学習」をキーワードとして 田中治彦・・・8
参加型学習の系譜-戦後の国際開発における「参加」を手がかりに 湯本浩之・・・23
パウロ・フレイレと参加型学習 楠原彰・・・39
参加型開発を問い直す-NGOにおける課題と可能性 磯田厚子・・・52
学校における教育方法をめぐる一考察-参加型学習の変遷とその課題 小貫仁・・・66
【実践編】
プロジェクト学習の取り組み-「日本で暮らす外国の人」について考える 上野澄子・・・79
「つながり」を意識させ、本気にさせる総合的な学習 谷口康代・・・89
埼玉県鶴ヶ島市の学校協議会と子どもの参加 越川求・・・105
みやぎを開発する-大型店がやってくる!? 佐々木達也・・・116
国際協力とまちづくり-小値賀町でのPRA研修がもたらしたもの 西川芳昭/吉野あかね・・・128
YMCAウェルネスプログラムから広がった子どもの響生力が社会を変革 太田尚宏・・・144
エイズ問題への当事者参加の実現-タイの事例から 西山美希・・・156
ふつうの暮らしの中で展開する、国をまたいだ参加型学習と参加型開発の一例 藤野達也・・・167
●研究論文
コロンビア農村部における初等教育開発に関する研究-エスクエラ・ヌエバ・プログラムの効果的実施のための要因研究 櫻井美香・・・177
戦後日本の新教育運動からの教訓-参加型学習の手法の理解から手法のリテラシー向上へ 野村彩子・・・196
アマルティア・センのフェアな地球社会の構想-基本的ケイパビリティ・市場経済・基礎教育 金子聡・・・214
●実践報告
開発NGOにおける子ども参加型の開発-プラン・インターナショナルの子どもクラブの事例から 大谷美保・・・229
●寄稿
アメリカの「対立から学ぶ教育」-子どもが自ら取り組む問題解決・・・中村絵乃 240
●DEAR設立25周年を記念して-データでふりかえるDEARの25年間・・・254
●2007年度開発教育協会の活動・・・260
第53号(2006):特集「開発教育と教材」
開発教育における教材開発 藤原孝章・・・8
これからの開発教育教材づくりに向けて 山西優二・・・24
開発教育教材の様相 近藤牧子・・・37
教員が望む教材とは―イギリス地球市民教育:教員のニーズ研究を通して 山下博美・・・46
「開発」は教科書にどう描かれてきたか―イギリス中等地理教科書における記述から 梅村松秀・・・57
実践者と学習者の対話を活かす『グローバル・エクスプレス』 石川一喜・・・76
教材「レヌカの学び」作成を通してみる教材作成の視点 土橋泰子・・・83
フィリピンを伝える教材づくりと実践を通して 出口雅子・・・90
国際NGOにとっての教材 筒井哲朗・・・100
南北問題をリアルに伝える映像―PARCビデオ教材を通して 井上礼子・・・105
『地球の仲間たち』25年間の積み重ねから―フォトランゲージ教材への進化 臼井香里・・・112
開発教育研究会の教材作成と実践 西垣光代・・・121
高校の教科教育での実例 陶山明彦・・・128
「思い」と「現実」を伝える教材づくり P2ユースチーム・・・137
開発教育教材リスト・・・147
●特集 スポーツと開発教育
スポーツを国際社会の現実から考える 佐渡友哲・・・152
「第3の時間」と子どもの運動遊び・スポーツ―日本とタイの生活時間調査の比較から 松田恵示・・・158
ムエタイはスポーツか児童労働か 菱田慶文・・・169
サッカーボールと児童労働の事例から見るスポーツの可能性 白木朋子・・・185
『Looking Behind the Logo』を通して考えるスポーツブランドと私たち 猪岡保彦・・・197
●研究論文
小学校におけるグローバル教育の学習単元事例分析 山本康夫・・・206
開発教育メッセージの形成過程におけるせめぎあい―ある開発NGOの事例から 岡田彩・・・226
●実践報告
PTA活動における開発教育の試み―茶の間で語ろう 世界の現状と私たちの生活 加藤和美・・・242
●研究ノート
『開発教育ジャーナル(Development Education Journal)』総目次 1994~2005年 英国・開発教育協会発行
田中治彦 254








