DEAR 開発教育協会

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日本と世界の水事情 「水から広がる学び」 アクティビティ20

日本と世界の水事情「水から広がる学び」アクティビティ20 2014 春の新刊!

CD1枚(写真・イラスト78枚収録) ■発行:開発教育協会
■企画・制作:阿部秀樹(会社員)・宮崎花衣(DEAR)・米井慎一(小学校教員)
■A4判124頁+CD1枚(写真・イラスト・カードを78枚収録)
■一般価格:¥2,500+税
■会員価格:¥2,000+税
■対象:小学生以上
■この教材は「ヒルマ教材総合カタログ2015」に掲載されています

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バーチャルウォーター、ダム開発、ペットボトルの水、水道民営化…公正で持続可能な「水」利用を考える教材

日本と世界の水事情「水から広がる学び」アクティビティ20

「21世紀は水の世紀である」ともいわれています。水不足や水をめぐる争いは世界各地でより深刻になってきています。また、直接の生活用水以外にも発電や農業・工業製品の製造などに大量の水が使われており、これらの製品を使っている私たちは、製造している地域の水を間接的に利用していると言えます。つまり、世界における水をめぐる問題は、エネルギーを大量に消費し、食べ物の多くを外国に頼る私たちの生活とも深く関わっているのです。

世界各地で起きている水不足・水質汚染・水をめぐる紛争と自分たちの生活とのつながりなどについて学び、それらの問題を解決するためにできることを考えるとともに、自分達が住む地域の水資源を持続可能かつ公正に利用していくための行動を周りの人たちと共に実践していくための学習教材です。

本書の構成

  • 基礎編: 学習の導入で使える簡単なアクティビティ、水に関する基礎知識を紹介しています。
  • ワークショップ編: 6テーマについて深く学び、議論する参加型学習教材を掲載しています。
  • 参加型学習の手法: 「ロールプレイ」や「ウェビング」など、参加型学習の各手法について説明しています。
  • 授業&活動紹介: 学校での授業実践と市民による地域の水資源保全活動を紹介しています。
  • 付録CD: 写真、イラスト、ワークショップで使用するカードなど78枚の画像データを納めています。

「教材の一部を“立ち読み”してみる」コーナー

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基礎編 p5-44

日本と世界の水事情「水から広がる学び」アクティビティ20

1.水のいろいろ(簡単な導入のアクティビティ)

  1. 自己紹介~わたしと水 (自己紹介のアクティビティ)
  2. 世界の水の言葉たち (水にまつわる世界の格言やことわざ)
  3. 地球上の水の割合 (人が利用可能な水の割合を知る)
  4. めぐる水 (イラストから水の循環と気候変動・森林減少などを読みとる)
  5. 暮らしの中の水 (普段の暮らしで使う水の量を調べてみる)
  6. タムリさんの一日 (安全な水が十分に利用できない暮らしとは…?)
  7. 世界の水利用量 (水需要が増えている状況を知る)

2.世界の水事情(写真・台詞カード・解説のセット)

各地域の水事情に関する写真・台詞カード・解説がセットになっています。プログラムのテーマや時間に合わせて、素材を組み合わせて利用できます。(カッコ内は解説執筆者)

  1. 日本~森を守り、水を育む (興水伸二/山梨県北杜市役所産業観光部林政課)
  2. 中国~黄河を巡る水事情 (福嶌義宏/総合地球環境学研究所・名誉教授)
  3. フィリピン・マニラ~水道民営化 (堀内葵/NPO法人AMネット)
  4. カンボジア~メコン河のダム開発 (木口由香/NPO法人メコン・ウオッチ)
  5. バングラデシュ~ガンジス川流域の砒素汚染 (石山民子/NPO法人アジア砒素ネットワーク)
  6. 洪水や大型台風の影響による途上国の被害 (平田仁子/NPO法人気候ネットワーク)
  7. アラル海~灌漑による砂漠化・塩害 (岸本聡子/トランスナショナル研究所)
  8. 中東~海水の淡水化 (岸本聡子/トランスナショナル研究所)
  9. アラル海~灌漑による砂漠化・塩害 (岸本聡子/トランスナショナル研究所)
  10. アフリカ~安全な水へのアクセス (岸本聡子/トランスナショナル研究所)
  11. パリ市~水道サービスの再民営化 (岸本聡子/トランスナショナル研究所)
  12. アメリカ合衆国~オガララ帯水層の枯渇 (泉貴久/高校教員)
  13. メキシコシティ~都市化による水問題 (岸本聡子/トランスナショナル研究所)
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ワークショップ編 p45-100

メコン川の恵みと開発

1.バーチャルウォーター(カードを使ったゲーム)

日本は多くの食料や工業製品を海外からの輸入に頼っています。バーチャルウォーターとは、輸入品を仮に自国で生産した場合にどの程度の水が必要かを推定した水の量。「ハンバーグ」「かつ丼」「チキンカレー」などのメニューカードを使いながら、食べ物をつくるのにどのくらいの量の水を使用するのかを知り、考えます。

2.メコン川の恵みと開発(フォトランゲージとロールプレイ)

写真を使いながら川の恵みとともに生きている人々の暮らしを知ります。また、国際河川であるメコン川流域のダム開発について、ロールプレイを通してさまざまな人の意見を知り、ダム開発の是非について、よりよい開発について考えます。

おすすめ映像:『ツールキット:自然と私たちの未来を考える~メコン河流域と日本~』
(NPO法人メコン・ウォッチ/2013年/無料)

メコン川の恵みと開発

3.日本のダム開発(ロールプレイ)

ダム開発が環境・経済・社会にどのような影響を与えるのかをロールプレイを通して考えます。また、現実に行われているダム開発の問題に関心をもつきっかけとすることをねらいとしています。充実のコラムと解説付き。
[コラム] 八ツ場ダムから学ぶ(政野淳子/ジャーナリスト)
[解 説] どうなっているの?日本のダム開発(政野淳子/ジャーナリスト)

4.ナイル川の水は誰のものか(データの読み取りとディスカッション)

川の上流の人々がたくさんの水を利用したら、下流の人々の暮らしはどうなるでしょうか?また、下流の人々が上流の人々に「川の水を使うな」と言うことはできるのでしょうか?国際河川であるナイル川を通して、流域国間で水をめぐる対立があることを知り、どのような水の分配・利用が望ましいかを考えます。諸外国による農地取得・開発についても触れています。

ペットボトルの水

5.ペットボトルの水(メディアリテラシーの観点から)

ペットボトルの水の「イメージ」や「消費行動」について、広告の読み解きをしながら考えます。実際に色々な水を飲み比べてみたり、水道水と安全性・健康・値段などを比較してみます。

6.水道のこれから(クイズとディベート)

水道事業の「広域化」「水利権の取得」「浄水方法」について議論します。また、「民営化」をめぐる議論を通して、誰がどのように水の供給を担っていくのが望ましいのかを考えます。充実の解説とコラム付き。
[解説1] 水道事業の広域化という選択肢(保屋野初子/NPO法人地域水道支援センター)
[解説2] 新たな水利権を獲得するか・しないか(保屋野初子/NPO法人地域水道支援センター)
[解説3] 緩速ろ過・急速ろ過(保屋野初子/NPO法人地域水道支援センター)
[コラム] 水道事業が直面している問題(全水道会館・水情報センター)
[コラム] しなやかな水供給に向けて(保屋野初子/NPO法人地域水道支援センター)
[コラム] 水道が民営化されるということ(佐久間智子/NPO法人アジア太平洋資料センター)
[コラム] 水道サービス民営化の波(岸本聡子/トランスナショナル研究所)

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参加型学習の手法 p101-108

ウェビング
  1. 部屋の四隅
  2. ロールプレイ
  3. ディベート
  4. ウェビング
  5. プランニング

授業&活動紹介 p109-119

  • 授業紹介1 「水はどこから来てどこへ行く?」小学校
  • 授業紹介2 「水ビジネスから水資源の公共性について考える」大学
  • 授業紹介3 「水と地球とわたしたち」中学校
  • 授業紹介4 「バーチャルウォーター」中学校
  • 授業紹介5 「世界の水事情」中学校
  • 活動紹介1 「ボランティア活動の場所は地球の大地だ!」NPO法人大沼マイルストーン22(北海道)
  • 活動紹介2 「やさしい環境学習会・草木谷からの学び」NPO法人バニヤンツリー(秋田)
  • 活動紹介3 「森は海の恋人」NPO法人森は海の恋人(宮城)
  • 活動紹介4 「球磨川のダム開発と川の再生」つる祥子(自然観察指導員熊本県連絡会長)
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付属CD-写真・イラスト・カードを78枚収録しています

付属CD

付属CD

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実践レポート

この教材を使ったワークショップの様子をご紹介します。

ありがとうございます

本教材の作成にあたり、助成団体、寄付者のみなさま、多くの執筆者、ワークショップ作成協力・実践者、調査・グラフ作成協力者の方のご支援・ご協力をいただきました。心より御礼申し上げます。
助成:東京ガス環境おうえん基金
協賛団体:NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク、公益財団法人日本YMCA同盟
寄付者:138名の方から1,074,000円のご寄付をいただきました

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こちらもおすすめ! 動画 『The Story of Bottled Water(ボトルウォーターのはなし)』

The Story of Bottled Water(ボトルウォーターものがたり)

ボトルウォーターがなぜこんなに飲まれるようになったのか?企業の戦略や廃棄されるペットボトルの行方、安全性、水道水との比較、望ましい飲料水のあり方などを分かりやすいアニメーションで解説。皮肉とユーモアたっぷりで楽しく観ることができます。ワークショップ5「ペットボトルの水」と併せてご活用ください。YouTube(8分/日本語字幕表示あり)。
動画:http://storyofstuff.org/movies/story-of-bottled-water/
制作:The Story of Stuff Project

こちらもおすすめ! レポート『世界的趨勢になった水道事業の再公営化』

世界の都市や地域や国で、水道事業の民営化に見切りをつけ、上下水道の経営権を公的部門に取り戻して事業の「再公営化」に踏み出 す事例が増えています。その背景と現状をコンパクトにまとめたレポート。ワークショップ6「水道のこれから」と併せてご活用ください。PDFダウンロード(A4/16頁/日本語)。
PDF:http://www.tni.org/sites/www.tni.org/files/download/heretostay-jp.pdf
制作:Public Services International Research Unit (PSIRU)、Transnational Institute (TNI)、Multinational Observatory、 PSI加盟組合日本協議会(PSI-JC)

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DEARの教材・書籍の利用についてお願い

  • 教材・書籍等の著作権は開発教育協会に帰属します。著作権法上の例外を除いて、教材・書籍等の全部または一部を無断で複製したり、転写・引用・入力などしないでください。
    参考:「著作権法上の例外」とは?(著作権なるほど質問箱/文化庁)
  • ワークシート等の複写による利用は、学習的な調査研究、「非営利」の教育・学習活動に限ります。例えば、学校の先生が、授業で使うためにコピーを作って児童や生徒に配布することは「著作権法上の例外」なので、問題ありません。
  • 教材・書籍等を利用して、非営利目的の講義や参加型学習プログラムを実施する際には、事前の広報資料や当日の配付資料、事後のレポート等に、使用する著作物の著作権者が当会であることを明示してください。印刷物やウェブページには、例えば、「当研修/講座で使用する教材/テキストは、開発教育協会(DEAR)発行の教材です。詳細はhttp://www.dear.or.jp/を参照してください。」等の表記をしてください。


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