DEAR 開発教育協会

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ケータイの一生 ― ケータイを通して知る 私と世界のつながり

ケータイの一生 ■企画・制作:石川一喜(拓殖大学国際開発教育センター)、西あい(開発教育協会)、吉田里織(高校家庭科教員)
■発行:開発教育協会
■2007.12.20、B5判44頁
■一般価格:¥2,000
■会員価格:¥1,600
■対象:中学生以上

※ごめんなさい!完売しました(2013.3/2013年以降に改訂発行予定です) ベストセラー

わたしたちに身近な携帯電話。この「安くて手軽で便利」な小さな塊の裏側にはどんな世界があるのでしょう。 原料を巡っての争奪戦、部品製造工場での労働問題、環境問題、そしてリサイクル問題・・・。 手のひらサイズの小さな塊から、現代のグローバル化社会、大量消費社会が抱えている様々な問題が見えてきます。 この教材はケータイの生産、利用、廃棄に関わる10のワークから構成されており。全ての学習活動は参加型で行われるようになっています。

ケータイの製造から廃棄までを多面的な切り口から捉え、「モノにつながる人々や環境を想像する力」、「問題やその背景を知り構造を理解する力」、「状況改善に向け行動する力」を育みます。
授業で、市民活動で、ぜひご活用ください。 

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もくじ

ケータイの一生 2. はじめに

わたしたちに身近なケータイ
4. ワーク1「私たちの生活とケータイ」
7. ワーク2「ケータイクイズ」
15. ワーク3「売る人、買う人~広告を読み解く」

ケータイのできるまで 18. ワーク4「原料の世界地図」
22. ワーク5「原料を巡る争奪戦」
25. ワーク6「生産現場での労働・環境問題」

ケータイの一生 ケータイのその後
29. ワーク7「リサイクルのジレンマ」

私たちにできること
32. ワーク8「ケータイをとりまくあれこれ」
34. ワーク9「理想のケータイ」
32. ワーク10「わたしたちにできること」

実践事例
参考資料・文献・団体一覧
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この冊子を使うみなさんへ~制作者より

ケータイの一生 「はい、ケータイしまって!」これが、以前勤務していた高校で、授業を始める際に必ず発しなければならない言葉でした。休み時間中はもちろん、授業が始まってもついつい気になって画面を見ては、メール文を打つ生徒たち。

現在、日本の人口の75%以上(2006年現在)の普及率となったケータイ。高校生においてはさらに多く、例えば兵庫県内では90%以上(神戸ニュース 2003.12.30)、勤務校でのアンケート調査においても99%の普及率となっています。ケータイを「無くてはならない物」「生活の一部」と表現する生徒たち。そのあまりの執着の強さに辟易しながらも、「そんなに興味があるのなら、ケータイを切り口に学びを展開できないだろうか?生徒にとって一番身近な「モノ」から、私たちの消費と世界とのつながりを考える授業案を考えてみよう」と思いついたのが、この教材を作成したきっかけです。

「安くて手軽で便利」という現代の消費ニーズを見事に満たしたケータイ。次々と新商品が現れ、契約数は未だ伸び続けています。この、人々を魅了し続ける小さな塊の裏側にはどんな世界があるのでしょう。原料を巡っての争奪戦、部品製造工場での労働問題、環境問題、そしてリサイクル問題・・・。手のひらサイズの小さな塊から、現代のグローバル化社会、大量消費社会が抱えている様々な問題が見えてきます。それらの問題が、ケータイという非常に身近な物を切り口にすることで、よりリアリティ持ったものになるのではないかと思います。

私たち身の周りには、様々な地域で生産されたモノが溢れています。それらを、無自覚無責任に「安ければいいじゃん」と言って消費するのではなく、そのモノとつながる人々や環境を「想像する力」、そこで起きている問題と構造を「知り・理解する力」、そして「矛盾・葛藤」しながらもより良い方向へと「行動する力」を育む学びのきっかけに、この教材がなることを願っています。
(吉田里織 高校家庭科教員~『ケータイの一生』より)

参加者の感想(大学生の感想文)~クリックで拡大します

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