たずねてみよう!カレーの世界 - スパイスと食文化の多様性
■制作・発行:開発教育協会■2003.4、A4判22頁
■一般価格:¥1,260
■会員価格:¥1,050
■対象:小学校高学年以上

スパイスの香りを嗅いだり味わったりしながら、実際にカレーを作ってみたり、様々な地域で食されているカレーの種類の多さに気づいたり。ユニット2で紹介している4地域の家庭のカレーに使われる食材がかわいい色つきのカードになり、その多様さが目でもわかるようになりました。また、解説やカレーのレシピも増えて、情報も満載です。
もくじ
ユニット1:「知っていますか?スパイスとカレー」 クイズ・スパイスカード・解説
ユニット2:「のぞいてみよう!アジアのカレー」
アジアのカレーシート・特徴表・解説
北インド・マシュレ家のカレー
南インド・マルティー家のカレー
スリランカ・ラヴィニア家のカレー
タイ・パニ家のカレー
ユニット3:「つくってみよう!アジアのカレー」
5種類のアジアのカレーレシピ北インド地方の豆のカレー
南インド地方の野菜カレー
スリランカのビーフカレー、マスカリヤ
タイのレッドカレー、キェーン・ペット
和風だしで作るおそば屋さんのカレー
資料
Ⅰ 一週間の献立(バナーラスの夏季)
Ⅱ 調理実習実践報告(高校生対象)
食材カード(カラー)
制作者からのメッセージ
この教材は、私たちそして子どもたちにとってたいへん身近なカレーを素材として、カレーに使われるスパイスの多様性、スパイスの効用の多様性を知り、さらにはアジアの様々なカレーから見える各地域の食文化の多様性に気づくことを基本的なねらいとしています。また、身近なカレーであるからこそ、実際にカレーをつくり、食べることを通して、食文化を少しでも体験することができるようにと調理実習の方法についても解説を加えました。開発教育や国際理解教育では、「世界の文化の多様性を知る」ことがそのねらいの一つとしてあげられています。ただこの「文化の多様性を知る」ということが、文化の違い・共通性を表面的に取り上げることや、文化を固定的にとらえることにとどまることのないようにしたいものです。そこで、この教材では、例えば、「なぜ多様なスパイスが使われることになったのか」、また「カレーの具や主食や食べ方を含めて、なぜ各地域で多様なカレーが食されるようになったのか」といった点についても考えることができるように工夫しました。それは、それぞれの地域の人々が自分たちを取り巻く気候、風土、風習、宗教などの中で、多様な食文化をつくり出してきたことに気づくことが大切だと考えるからです。
カレーという一つの食について考えることから、私たちが日常の食生活を再度見つめ直し、そしてより多様で豊かな食文化をつくり出していくことへのきっかけにこの教材がなることを願っています。





