DEAR 開発教育協会

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子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド<増補版>

子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド 2014年11月、増補版出来!
小学校・人権研修・NGOでの3つの実践事例を追加しました


子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド ■編:モーニングサイドセンター
■翻訳・発行:開発教育協会
■2014.10(初版2010.3)、B5判214頁
■一般価格:¥2,000+税(税込¥2,160)
■会員価格:¥1,600+税(税込¥1,728)
■対象:幼稚園・保育園から(大人まで!)

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子どもたちの問題解決の力と、集団で活動するための力を育てるための創造的対立解決プログラム(RCCP)。「怒りにじょうずに対処する」「人の話をしっかり聞く」「意見をはっきりと伝える」「問題解決に積極的にかかわる姿勢を育む」。みんなが話しやすい環境をつくり学んだことを分かち合うためのガイドです。3部・62課のどの部分からでも、一部分でも、お使いいただけます。

増補版では、小学校・人権担当者研修会・NGOリーダー研修の3つの実践事例を掲載。
また、一部の表現をつかいやすく改訂しました。

「教材の一部を“立ち読み”してみる」コーナー

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もくじ(増補版では、実践報告が追加されました)

子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド

第1部 創造的な対立解決の概念と方法

第1 章 対立解決のための環境づくり
第1 課 もっとよく知り合う
第2 課 じょうずな聞き方とへたな聞き方
第3 課 肯定的な教室をつくる
第4 課 違いを大切にする

第2章 平和と対立
第5 課 平和の概念
第6 課 対立の意味を明らかにする
第7 課 ウィン・ウィン型解決法
第8 課 ピースメーカー
第9 課 平和の約束をつくる

子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド 第3章 コミュニケーション
第10 課 コミュニケーションとは何か?
第11 課 誤解と対立
第12 課 視点の違い
第13 課 アクティブ・リスニング
第14 課 気持ちを認める

第4章 気持ちを表現する/怒りに対処する
第15 課 気持ちに気づく
第16 課 怒りに気づく
第17 課 怒りに対応する
第18 課 アサーティブネス
第19 課 感情を表現する(私メッセージ)
第20 課 対立を解決するためのスキル

子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド 第5章 対立を創造的に解決する
第21 課 ミディエーション入門
第22 課 ミディエーションの進め方(パートⅠ・Ⅱ)
第23 課 ミディエーションの進め方(パートⅢ)
第24 課 ミディエーションの進め方(パートⅣ)
第25 課 ミディエーションの練習
第26 課 問題を解決する
第27 課 交渉によって対立を解決する

第6章 アファメーション
第28 課 よいところ
第29 課 アファメーション・アートワーク
第30 課 アファメーション・インタビュー

第7章 協力
第31 課 協力の意味を明らかにする
第32 課 協力~メリットとデメリット
第33 課 協力の仕方を学ぶ

子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド

第2部 多様性と対立

第8章 多様性のよさに気づき大切にする
第34 課 多様性の概念にふれる
第35 課 類似点と相違点
第36 課 文化の概念にふれる
第37 課 違いをめぐるさまざまな気持ちを探る
第38 課 さまざまな家族

第9章 偏見に気づく
第39 課 偏見とは何か?
第40 課 ステレオタイプ
第41 課 嫌いな気持ちと偏見
第42 課 差別
第43 課 不平等
第44 課 社会的な不公正

子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド 第10章 偏見に対抗する
第45 課 もっと強くなる
第46 課 言葉の暴力を止める
第47 課 偏見に反対する
第48 課 介入を練習する
第49 課 社会的な不正義に取り組む

第3部 平和な未来をつくる

第11章 ピースメーカー
第50 課 ピースメーカー
第51 課 平和をつくる方法
第52 課 ピースメーカーになる
第53 課 ピースメーカーを組織化する
第54 課 メディアを批判的に見る
第55 課 平和のためのヒーロー/ヒロイン

子どもとできる創造的な対立解決-実践ガイド 第12 章 望ましい未来像
第56 課 未来に対する私たちの気持ち
第57 課 私たちのよいところを生かそう
第58 課 アクション・プロジェクトを開始しよう
第59 課 意見の分かれるテーマを教える
第60 課 キング牧師のスピーチ「私には夢がある」
第61 課 未来への夢
第62 課 未来の世界図

実践報告 ※増補版で追加

報告1 小学校親子プログラム「気づいている?伝えている?私の気持ち・私の思い」
報告2 人権担当者研修会「人権担当者スキルアップ研修」(教育委員会主催)
報告3 NGOリーダー研修「対立から学ぶワークショップ」

付録

付録1 意見の分かれるテーマについて話し合うためのガイドライン
付録2 ワーク索引
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実践レポート: やってみました!「創造的な対立解決」

JICA研修生対象(2010冬・大阪)
6か国からの参加者と「コンフリクト・トランスフォーメーション」研修
教員/NGO対象(2009春・東京)
その1(基本のワークを体験)
その2(定時制高校での1年間の取り組み報告)
JICA研修生対象(2009冬・大阪)
その1(ロールプレイ)
その2(ニーズの分析)
ボランティア・リーダー対象(2009冬・山形)
NGOでボランティアをしている先生や学生を対象にした基本のワーク
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日本語版発行にあたって

本書は、ニューヨークの教育NPO「モーニングサイドセンター~社会的責任を教え るために」(*1)がニューヨーク市教育委員会と共同で制作・発行 した、原題“Resolving Conflict Creatively - A Teaching Guide for Grades Kindergarten Through Six” を編訳・改訂(*2)したものです。

本書に紹介されている「創造的対立解決プログラム(RCCP)」は、1985 年 に子どもたちの問題解決の力と、集団で活動するための力を育てるために開発 され、ニューヨークをはじめアメリカ全土に普及したプログラムです。

1980年代にアメリカ合衆国の教育現場では、暴力や薬物使用などの問題と ともに、いじめや学級崩壊が深刻になっていました。子どもたちが安全に安心 して学べる環境づくりが緊急に求められていました。そうした背景のもとで「モ ーニングサイドセンター」は、地元ニューヨーク市の、特に貧困地区を中心と して活動を始めました。怒りにじょうずに対処する、意見をはっきりと伝える、 人の話をしっかり聞く、などの基本を丁寧に伝えるRCCP は、多くの子ども たちを非行から救い、自ら問題解決に積極的にかかわる姿勢をはぐくんできま した。教師や学校職員をはじめ、親や地域の人々など、多くの方々の協力を得て、 20 年以上に及ぶその地道な取り組みは、国内外で非常に高い評価を得ています。  現在、日本の子どもたちを取り巻く環境も決して楽観視できるものではあり ません。文化や環境の異なる日本においても、このRCCP の内容や方法から 学べることは多いでしょう。まずは、本書のプログラムの一部でも試していた だくことから始めていただけたらと思います。

本書は大きく3 部構成になっており、第1 部は創造的な対立解決の概念と方 法、第2 部は多様性と対立、第3 部はより広い平和の構築がテーマになってい ます。そもそも「教育を通して平和な社会を築くこと」が活動目的である「モ ーニングサイドセンター」らしく、最後には平和の構築がテーマとなっている ことが、本書の特徴の1つです。

もう1 つの特徴は、授業の流れが、「導入-流れの確認-中心となるワーク -ふりかえり-しめくくり」と統一されていることです。毎時間、この流れを 繰り返すことで、子どもたちは、自然に輪になったり、順番を待ったり、手を 挙げて意見を言えるようになります。みんなが話しやすい環境をつくることが いかに重要か、学んだことをみんなで分かち合うことがいかにすばらしいかが 示されています。工夫されたワークや子どもたちへの質問の内容は、子どもた ちが考える力をつけて問題に積極的に取り組むために効果的です。

本書が多くの大人を通して、子どもたちに伝えられ、より公正で平和な社会 をつくる力に変わることを心より願っています。

2010年3月 開発教育協会代表理事 岩﨑裕保

モーニングサイドセンター *1 「社会的責任のための教育者の会メトロポリタン(Educators for Social Responsibility Metro/ESR Metro)」 は、2007 年1 月より「モーニングサイドセンター~社会的責任を教えるために(Morningside Center for Teaching Social Responsibility)」に名称を変更した。
*2 本書は『創クリエイティブ造的に対立解決―教え方ガイド』(開発教育協会・立教大学 ESD 研究センター, 2009)を日本の状況に合わせて改訂したものです。

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    参考:「著作権法上の例外」とは?(著作権なるほど質問箱/文化庁)
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  • 教材・書籍等を利用して、非営利目的の講義や参加型学習プログラムを実施する際には、事前の広報資料や当日の配付資料、事後のレポート等に、使用する著作物の著作権者が当会であることを明示してください。印刷物やウェブページには、例えば、「当研修/講座で使用する教材/テキストは、開発教育協会(DEAR)発行の教材です。詳細はhttp://www.dear.or.jp/を参照してください。」等の表記をしてください。


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