基本アクティビティ2 「ブレインストーミング」-思いついたことをみんなで出し合う
「ブレインストーミング」とは
ブレインストーミングは、参加者全員でたくさんの意見やアイデアを出しあい、そこから“何か”を見つけていくための手法である。手法としては非常に単純だが、「全員が参加する」「一人一人の意見やアイデアを尊重する」「出された意見やアイデアを次へつなげる」という点で、この手法は、数あるアクティビティの基本であるといってもよいかもしれない。ブレインストーミングをうまくリードできる進行役は、きっと他のアクティビティも上手な人ではないかと思う。
「ブレインストーミング」の進め方
示された1つのテーマについて、参加者全員が自由に意見やアイデアを述べ、進行役(または記録係)が、黒板や模造紙にそれをすべて書き出していく。
発言は、思いついた人から自由に発言する方法でも、進行役が順に当てていく方法でもかまわないが、前者の場合、進行役は、うまく発言できない参加者に気を配る必要がある。はじめは順に当てる方法でスタートし、2~3巡して、ペースが落ちてきたら、あとは自由に発言するという進め方も有効だ。
通常、ブレインストーミングには、「質より量」「自由奔放(何を言ってもかまわない)」「批判厳禁」「結合改善(人の意見を組み合わせたり改良したりしてもよい)」の4つのルールがあるといわれるが、始める時点で次の3つを参加者全員で確認しておけば、あとは発言を重ねていきながら、必要に応じて進行役が助言すればよいと思う。
1.質より量
あまり難しく考えず、とにかくたくさんの意見やアイデアを出すこと。
2.批判厳禁
人の意見にケチをつけないこと。「エェ~ッ」という声を出したり、(バカにしたように)笑ったりということも控えること。同様に、自分自身の意見にも批判を加えないこと。ためらったり恥ずかしがったりせず、思いついたらそのまま口に出してみること。これは、発想を広げていく上で、とても大切なことだ。
逆に、ほめることは、雰囲気を盛り上げる有効な手段である。ただし、特定の意見をほめることによって、それと異なる意見が言いづらくなってしまっては意味がないので、「なるほど」「いいですね」「うまいなぁ」といった“合いの手”くらいにしておこう。(※)
※すべての意見を平等に扱うために、批判と同様、ほめることもしてはならないという人もいるが、開発教育のワークショップでは、発想を広げることの方が大事なので、あまりこだわる必要はないと思う。
3.演説禁止
意見は簡潔に。一人で長々と演説しないこと。また、原則として、発言の理由について説明を求める必要はない。
「ブレインストーミング」の効果
- 漠然とした考えを言葉(キーワード)にすることで、考えをまとめていく
- 他の参加者が何を考えているのか(自分と共通する点、違う点)が見えてくる
- 自分の先入観や情報の片寄り、情報不足に気づく
- 思いもかけなかった新しいアイデア(解決策)を見いだす
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ブレインストーミングをするときのコツや、注意すべき点は? ブレインストーミングからどんな展開ができるだろうか?
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